キーパーの思い出

前回の投稿から半年たってますね。
ネタはたくさんあるのですが、書く余裕がなかったです。

ところで、自分は小学校4年生からサッカーを始めました。
同級生がすでに2人入っており、1人はすでに5・6年生中心の1部チームに、もう1人は3・4年生中心の2部のキャプテンでした。
僕は入ったばかりですが、少しずつ頭角を現すことができレギュラーにすぐになりました。

そして、5年生の終わりごろにある出来事が起こります。
自分は2部チームを卒業したくらいだったのですが、2部チームのキーパーが試合中に故障をし、たまたま代役で2部の助っ人キーパーを命じられました。
相手は2部といってもかなりの強豪で、もう試合にならないくらいの点差が開いており、半分消化試合だったのですが、いいようにやられまくってるのが悔しくて、僕は意気込んで出ました。

ですので、相手のオフェンスがディフェンスを振り切ってゴールに来る瞬間に僕は飛び出して、ガツンと体全体で敵を止めました。
ベンチからは「おーー!」と歓声が起き、ナイスプレーと大盛り上がりでした。
それで有頂天になった僕は、その後も何度か飛び出しては、体で止め、点を入れさせない活躍をしました。

しかし、最後にとても大事なことが起きました。
ディフェンスを突破するのが楽勝の相手は、このままではいけないと対策を練ったのです。
単純なことです、僕が飛び出して来たら隣にもう一人来させ、パスをしたのです。
見事にやられました。
たまたま敵のパスが乱れ、もたつき焦った敵が、がら空きのゴールへのシュートをミスったおかげで点は取られませんでした。
そして、そのまま試合は終わりました。

失点を防いだ僕には、称賛の嵐。
でも僕の中では最後の1プレー、僕が飛び出したせいで、ゴールががら空きになってしまった、飛び出すのが必ずしも正解でない、が強く残りました。
しかし、監督は僕の勢いの良い飛び出しに注目し、キーパーの素質がある、これからキーパーをしないかと言われました。
そのころ、選ぶ権利など無いと思っていた小学生は、そのままキーパーになります。
疑問をちゃんと解決できないまま。

それからの僕はあの最後の失敗が残ったまま。
ですので、何を教えられてもそこを解決できてないので、全く自信が持てません。
手で持って蹴るキーパーキックが、そんなに飛ばなかったのも自信の無さに拍車をかけました。
試合に出ると失敗を怖れ迷ってばかり、その怖れがさらに失敗を呼んでおりました。

結局、1年かけてどんどんキーパーが嫌になり、最後に一番勇気を振り絞ったのは「キーパーをやめさせてください」を監督に伝えることでした。

この経験はとても役に立っており、特に僕が子どもと接する際に思い出させます。
いったいどこに原因があるのか。
自信をつけるためには何を解決しないといけないのか。
自分が他に注目しすぎ、この子の持っているものを見間違えてないか。
ちゃんと相手の気持ちを聞きだせてるか、などを気をつけさせてくれます。

たぶん、僕は最初の時にあの飛び出しの失敗をちゃんと解決してたら、全然違ったと思います。
僕はキーパーをしていたころ悩んでいるので他でも失敗し、それを怒られていましたが原因はそこにないので、全然改善しませんでした。
最初の小さな疑問がそのあとの悪循環を生み、原因からどんどん遠ざかり、一番重いやめるという手段を選ぶ、ただ飛び出しのポイントを整理すればよかっただけなのに。

この経験のおかげで、児童相談所やサポート校でハッとさせられ、もう一度向き合うことができたと思います。

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中