関東進出!

もうご存知の方も多いと思いますが、自分は大分県別府市出身です。
この大好きな故郷を離れたのは、大学で千葉に来た時です。
ですので、こっちに来て驚くことは多かったです。

まずは電車。
都会の電車は超長い!
♪でーんしゃは、続く―よ。どーこまーでもー♪
大分は基本2両でしたよ。

あと、各停?快速?通勤快速?準急?
なんじゃそりゃー!ですよ。
自分、普通と特急しか知らんっす。
快速は、最初普通の切符だけで乗れないと思っていたので、しばらくは東京に行くにも各停で行ってました。

そして、電車の本数の多いこと!
別府大分間は基本1時間に2本です。
だけどこれは大分のほうがいいかも。
だって、朝の7時8分の電車にはステキなあの子と同じ電車、などの楽しみがありました。
男子校の自分には、これくらい許してほしいっす。

ただ今思うと大変なのは、終電。
当時は10時40分が最終。
そりゃ、飲み屋の閉まるのも早くなりますよ。

次には、ファミレス。
ファミレスってものがいろいろあることにびっくり!
あたしは、ジョイフルしか知らんっす。
ドリンクバーなんて、知らなかったので最初に先輩に
「お前、ドリンクバーは?」
って聞かれたとき、「なぜ、わざわざアイスを勧める?」と、驚いたものです。
ただ残念だったのは、チェーン店が普及してるせいでしょうか、安くてうまい定食屋などを地元出身の子に聞いてもなかなか答えてくれる人がいなかったです。

カップラーメンも全然違いました。
うまかっちゃんがない!サンポー焼豚もない!ペヤングってなんじゃい!
うまかっちゃんは、ようやく見つけたと思ったら、パッケージが黄色でなくピンク!
はっきり申し上げましょう、「ピンク、気持ち悪いっす」
ある日、どん兵衛が西と東で味が違うと聞いたので送ってもらいました。
送ってもらった方には小っちゃく(W)と、千葉で買ったのは(E)と書かれてます。
東京と静岡の子にも食べ比べてもらったのですが、(W)のほうがうまかったですね。
少し甘みがあるんです。

チェーン店で言えば、電気屋。
録音用のマイクがほしいので、先輩にどこに売ってるか聞いたら、千葉にヨドバシカメラがあるからそこでと。
さっそくメモをしました。
「淀橋カメラ」
むしろ難しい漢字を知ってるねと、大ウケしました。

さて、何といっても関東に来て一番苦労したのは言葉です。
僕は中学から大分市に行っていたので、そんなに方言は強く無いほうでしたが、同級生に言われたのは、言ってることはわかるけど、怒ってるように思うことがあると。
「お前、何しょんの?」とか言われたら、悪いことしたかなとドキッとすると。
さあ、男子校出身の自分は女性と話すのにも慣れてもいないので、「こりゃ、いけん」と思い、方言は大事にしたいけど、丁寧にしゃべることを心がけます。
さあ、そうするとどうなったと思います。
「あたし、元気よ」
「そうね、そう思うわ」
「それ、食べていいんよ」
そうです、オネエ言葉みたいになってしまったのです!

当時は丸刈りに髭でした。
ですので、汚い格好した男子校出身の髭坊主がオネエ言葉でしゃべる、最高でしょ?
しかも常に裏返ってるような甲高い声の坪井、完璧です!

都会は怖いところ、あの純朴な少年は、もういないのであります。 

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これって職業病?

僕はときどきお会いした人に職業病を聞くことがあります。

例えばうちの場合は家族が医療系ですので、病気の話や人体の話が食事中だろうと普通に出てくることがあります。
さすがだと思ったのは、母の還暦祝いに兄貴が何か東京で珍しいものを食べさせようと苦心してくれて、一家でフランス料理を食べに行きました。
ちょっと値が張るし、展望もステキな良いところです。

良い感じで食事が進み、とうとうメインディッシュがきました。
このお店は美味しいフォアグラで有名だったのです。
しかし、たいしておいしくありませんでした。
そしたら、一人が
「フォアグラ、フォアグラいうけど、患部がおいしいわけないよね」
そうです、家族の半分は食べ物というより病気を患ってる部分と見ていたのです。
兄がせっかく思って連れてきてくれたのにその思いとは関係なく、フォアグラの酷評が続きました。

さて、僕の職業病は何でしょう?
やはり音に関してです。
例えばジャズ研ではまず最初に一定のリズムの音を裏拍として聞く練習をします。
説明しますと「タ・タ・タ・タ」を「ンタ・ンタ・ンタ・ンタ」と聞こえるように練習します。
ですので、踏切の音など「カン・カン・カン」でなく、「ン、カン、カン」です。
分からない方は音と音の間に1と3を言ってみましょう、難しいですよ。
要するに「1・カン・3・カン」です。

こんな訓練をしたので、ちょっとした合図音などの休符などを無意識に考えます。
僕がすごく思うのはマクドナルドのポテトが揚がったときの合図「テレレ・テレレ」。
これは絶対アタマは休符だと思います!
「ンテレレ・ンテレレ」
あと千葉(だけじゃないかも)の信号の合図。
「ピュー・ピューピュー、カッコ・カッカコ」
てやつ。これは
「ピュー・ピューピュー、カッコ・ンカッカコ」
16分音符一個の休符が入っていますよ!
こんな感じで、街中の音(声なども)を常に音楽視点で聴いちゃいます。

あとはこの前気づいたのが、僕があるスーパーなミュージシャンと飲んだ時のことです。
あるお店で飲んでて、内容は忘れましたがくだらない会話をしてました。
以下が話の流れの感じです。
「坪井の好みの女性って、どんな人なの?」
「そうですねー、好みの女性は、うぉ!」
「(うれしそうに)そう、ここ小節がトリッキーなの」
「なるほど!、、話してて楽な人っすかね」
以下、女性の好みの話が続く、、、

みなさん、意味わかります?
実はお店で流れてたアルバムはそのミュージシャンのお気に入りが流れてて、僕は初めて聴いたんです。
会話の途中に音楽的に面白い部分があって僕が驚き、相手はすぐに気づき「ここ良いよね」と答えるというのが突然、会話の途中に挟まれる、ということです。

僕らは他の会話をしていてもかなりいろんな音が入ってきています。
逆にオフもありますが。
会話の途中にいきなり「うぉ!」なんて言われたら、驚きますよね。
他にも「フーーッ!」や「なるほどね!」などあります。

電車は宝庫で、一人でもボソッと言っちゃいます。
新幹線で到着の合図に有名曲の一部を使ったりするんですが、すごいとこで終わって、「解決しないのねー(キリよく終わらないのねという意)」と言っちゃったこともあります。
ひどいのは、少しまじめな話をしてて「君のそういうところは、、、、、(不意に上を指さし)すごくない?」。
ちょうどすごいメロディをぶち込んできたのが入ってきちゃったのです。

はーい、病気でーーす!れるれる